小樽掖済会病院のストーマ・ケアルームの最新設備

縮専DSC_0007先日、昨年12月1日に新築移転された小樽掖済会病院の
佐々木一晃院長先生にストーマ・ケアルームを拝見させて頂きました。このストーマ・ケアルームは外科外来併設ですが独立した部屋となっており、佐々木院長先生と皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を持つ石井恵里子師長が、ストーマ造設をして退院したあとの患者さんのケアのサポートをしています。

 

同室のトイレの扉を開ければ、ハンドシャワー付きのオストメイト用トイレがあり、手洗い場の鏡はお腹のストーマが見えるよう前傾して角度がついてあり、通常トイレも設置してあります。また、車イスを利用の方がこの多目的トイレの部屋に入っても楽に回転、移動出来る様、広々としたスペースとなっています。

 

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左のこの写真は電動イスです。少し後傾させお腹が少し出るよう、そしてストーマが見やすくなり処置しやすくなるという電動イスです。ストーマ外来でこのような電動イスの設置は初めてみました。

 

 

公共施設にはよく多目的トイレがあり、目にしますが、病院内にこれだけ広くスーペスをとったオストメイト用トイレは全国的にみても設置しているところはないと思います。

また、このストーマ・ケアルームだけではなくハンドシャワー付きのオストメイト用トイレは院内、外来や病棟にも設置してありました。

今回、病院内をオストメイト用トイレを中心に拝見させて頂きました。

 

思いやりのある優しさにあふれた外来、病棟、病院、そして、空間でした。

佐々木一晃院長先生、拝見させて頂きまして本当にありがとうございました。

また、ホームページ掲載の許可を頂きましてありがとうございます。感謝申し上げます。